突然ですが、皆さんはボードゲームの歴史は知っていますか?
ボードゲームの歴史は深く、少なくとも紀元前3000年まで遡るとされています。
はるか昔のボードゲームについてはまた別の機会に紹介したいと思っていますが、
今回紹介するのは近代のボードゲームの生産大国ドイツについてです。
なぜデジタルゲームが盛んの中、アナログのボードゲームが人気となっているのでしょうか?
それでは解説いたします!
日本のボードゲームの歴史とは?
まず日本のボードゲームといったら、まず想像するのが「人生ゲーム」ではないでしょうか?
1960年にアメリカで発売された
「THE GAME OF LIFE」を原型に、
“~人生、山あり谷あり~”のキャッチコピーで1968年にタカラトミーさんから発売されました。
すごろくゲームの中に「仕事」、「結婚」、
「マイホーム」とまさしく人生をゲームとして楽しめる、画期的なボードゲームです。
ドイツのボードゲーム市場について
現在の日本ではボードゲームが人気になっていますが、ボードゲーム市場においては、
まだまだ諸外国のほうが人気があります。
その中でも特にドイツのボードゲーム市場は非常に高く、下記記事(2020年発行)では過去5年間で50%以上の成長を遂げているそうです。その市場規模はなんと約700億円になります。
ドイツのパーラー ゲーム市場は、6 年連続で非常に好調に推移しています。玩具市場全体が 3% 成長したのに対し、ゲーム市場は 8% 増加し、多くの新しいプレーヤーを引き付けることができました。業界は、2020 年も成功の年になると予想しています。(出典:NPDユーロトイズ)
引用元:https://www.spieleverlage.com/spieleumsatz-weiter-mit-gutem-wachstum/
ドイツの人口が8,324万人(2020年時点)、
日本の人口が1.258億人(2020年時点)なので、
ドイツでのボードゲーム市場は相当なものだということがわかりますよね。
ボードゲーム大国ドイツ!人気の理由とは?
なぜドイツではボドゲが人気なのでしょうか?
調べたところ様々な諸説がありましたので、
以下にまとめました。
- 14世紀ごろからのおもちゃ作りの伝統がある
- 寒い冬には外に出られないため、家の中で楽しめるボードゲームで遊んだ
- 仕事よりも家族と過ごす時間を大切にする価値観がある
ドイツでは仕事の時間にいくらか余裕のある生活スタイルのため、家族と過ごすことが多く、
家族団らんの一環としてボードゲームで遊ばれたそうです。
ボードゲームの一つ一つのルールは簡単で、
遊べば遊ぶほど戦略が変わるようなものが好まれました。
1プレイがスピーディーに終わるものから、
一時間ほどかかるゆったりしたものまで、
幅広い層の楽しめるようなゲーム設計がされており、このようなボードゲームはドイツだけではなく、世界中で愛されています。
ドイツで人気のボードゲームとして挙げられるのが、以下の「カタンの開拓者たち」、「カルカソンヌ」、「スプレンダー」などです。
まとめ
近年のボードゲーム需要はSNSなどのソーシャルメディアが出てきてから、上がってきています。
ボードゲームには対話によるコミュニケーションが必須なので、大切なご友人、ご家族と遊べば親交がより深まると思います。
おうち時間が増えた今、ボードゲームで遊んでみることも検討してみてはいかがでしょうか。
楽しいひと時をお楽しみください!
以上になります。
コメント
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[…] 集計方法は厳密には同じではないと思いますが、全世界トップのボードゲーム大国ドイツでのアナログゲーム市場規模は約700億円。ドイツの人口は日本の4分の3にも満たないため、一人当たりの金額では実に10倍程度の差が生まれています※引用元 […]